近頃、「昨日十分な時間眠れましたか?」という質問をすると、半分の人が「十分ではなかった」と答えるそうです。
それほど睡眠に対して問題を抱えている私たち。 睡眠が大切だということはわかってはいるものの、なかなか毎日十分な睡眠時間を確保できない!という人が多いと思います。
そんな時に注目したいのが夕方から夜にかけての過ごし方と、就寝10分前にすることです。
今回はしっかりとした睡眠を得るためにすべきことを、Harvard Business Review よりご紹介します。(出典:http://mamasup.me/)
「寝足りない」というのは感覚としてはほぼ最悪に近いのではないでしょうか。 朝起きようと思っても起きれない、でもやることがいっぱいある。そういった気持ちから夜~夜中にかけて作業をすることが多いと思います。
そして、研究によると夜は焦りや「やばい」という気持ちが朝より膨らみやすいのだそうです。同じ量の課題が目の前にあっても、夜中にやろうとするときと朝のときでは焦りやそれからくるストレスの量が全然違うのだとか。
そういったストレスも加わり、量も質もよくない睡眠をとってしまい、「寝足りない」「寝たのに疲れている」といった気分を味わってしまうのです。
しっかりとした睡眠をとるために大切なことは、まず体を休めること。シンプルですよね。 体を休めるということは長い時間(理想8時間)寝ることなのですが、それを実行することも難しいと感じる人も少なくないと思います。 そういった時に試してみてほしいコツがこちらです。
まずは目標設定です。 「出来るだけ早く寝る」というのではなく、起きる時間から逆算して八時間前きっちりを目標時間に設定しましょう。 「できるだけ早く」というあいまいなゴールはいつでも変えてしまいやすくなります。
そして、家に帰ってから寝るまでの行動をルーティン化してしまうことです。 例えば22:30から23:30までテレビを見る、などです。 そしてそれを毎日同じように繰り返します。 少しなじんできたときに時間を早めます。あくまでも行動は一緒のままで、時間だけ早くするのです。 ○○をしたら寝る、というリズムが刻み込まれているので睡眠に入りやすくなるそうです。
そして、ここからが寝る前の10分にすべき習慣です。
自分の仕事に関する本以外ならなんでも良いそうです。
これも研究で証明されていることだそうで、涼しいほど眠りに入りやすくなるそうです。
携帯やパソコンから発されているこの光。これを吸収すると眠りに入りにくくなるというデータがあります。寝る前は電子機器を触らないか、ブルーライトをカットするメガネなどをかけることです。
ぼんやりした照明ややさしい音楽など、自分がリラックスできるような環境を作りましょう。
特に誰かに対しての感謝の手紙を書くことが効果的だそうです。長い手紙ではなく、メモ程度の短い手紙でも効果的だそうです。
心を落ち着かせて、静かに眠るモードに体と脳を切り替えることができます。
天気がよいなら、少し歩いてみるのも良い睡眠への材料になります。
睡眠のエキスパートは、睡眠に入る前に毎日最低30分を睡眠の準備の時間に費やすべきだと言います。 その中でも最後の10分をどう使うかによって睡眠の質が変わってきます。
みなさんも上で紹介した睡眠時間確保のコツと質を上げるための習慣を駆使して量・質ともによい睡眠を体験してみて下さいね。
海外ドラマ・映画に影響されて15歳でアメリカ留学へ。現在大学では海外から来た生徒と一緒に授業を全て英語で受けています。最近はイベントで通訳をしたり、韓国語を勉強したりと忙しい日々を送っています!主に海外の記事を参考にオリジナル記事を作成していきたいと思います!