就職活動が進んでいくと自然と悩みごとが増えます。心の中で抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、意外とこういう悩みは誰かに打ち明けづらいものです。 そこで今回は、就職に関する適した相談相手についてご紹介します。
就職活動を始めて間もない頃は、「どうやってES(エントリーシート)を書くんだろう?」、「説明会の予約方法が分からない」など初歩的な疑問にぶち当たると思います。
この程度の相談であれば、同期や就活を終えた先輩に聞けばすぐに解決しますし、相談するのも難しくありません。
ですが、就職活動の中盤・終盤に入ってくると悩みの深刻度は増してきます。
「行きたい会社が見つからない」、「全然面接に合格しない」といった悩みです。
周りを見渡すと、第一志望の業界・企業が決まり選考対策をどんどん進めている友達もいれば、面接が得意で早々と内々定を勝ち取る人も現れます。
そんな時、「自分はなんでこんなにうまくいかないのだろう」と下を向いてしまいがちです。
順調に就活を進めている仲間に相談するのもプライドもあって打ち上げづらいですし、子供に期待を持っている両親に話すのも気が引けます。
では果たしてどんな人に相談するのが適しているのでしょうか?
各大学にはキャリアセンターが設置されており、学生の就職活動の支援が主な役割となっています。 そのキャリアセンターには、アドバイザーが常駐しており、就活生の悩みを聞いて解決に導いてくれます。
彼らは悩みを聞くプロですし、これまでの幾多の相談事を解決してきたノウハウがあります。
なかには、かつて企業の採用支援を行っていた就活の全てを知る猛者もいます。
ですから、キャリアセンターのアドバイザーに相談することが最も適しているのです。
人生の大先輩ですから、変なプライドを持たずに話せますし、的確な答えが返ってきます。
時には、選考の練習のために模擬面接を行ってくれるケースもあります。
いつも通うキャンパスにいる身近な相談相手を使って、ぜひ就活の悩みを解決しましょう!
みなさんの中には、気持ちが通い合った大親友や恋人、頼りになる兄弟・姉妹がいて、相談相手に困らない人もいらっしゃるかもしれません。
ですが、就活生のなかには悩みを打ち明けるのが苦手だという人も少なくないと思います。
ですから、一人で抱え込まず、キャリアセンターなど就活生をサポートしてくれる味方を見つけて、前を向いて取り組んで欲しいと思います。